社稷を思う心
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「甘えたくて抱きついた」殺意や乱暴目的を否認 山口・光市の母子殺害 弁護人「作業が終わったと告げたら、弥生さんは何と言ったのか」 被告「『ご苦労さま』という趣旨のことを言ってくれた」 弁護人「それを聞いて、どういう気持ちになったのか」 被告「とにかく甘えたいなという気持ちを持った。頭をなでてもらいたい気持ち。それで、弥生さんの後ろに回りこんで抱きついた」 弁護人「弥生さんはどう反応したか」 被告「抵抗するとは思っていなかったのに、立ち上がろうとした。お母さんに嫌われたような感覚になった」 弁護人「『お母さん』とは」 被告「中1のときに亡くなった実母。弥生さんを通して、実母の姿をみていた」 弁護人「それで、どうなったのか」 被告「弥生さんと一緒にあおむけに倒れてしまった。手足をばたつかせていたのを押さえようとしたら(プロレスの技の)スリーパーホールドの形になった」 《席から立ち上がり、身ぶりも交えて説明する被告。傍聴席の遺族からはため息が漏れた》 弁護人「弥生さんはどうなったか」 被告「無我夢中でいたら、動かなくなった。『なんてことをしてしまったんだろう』と呆然(ぼうぜん)とした」 弁護人「その後で覚えていることは」 被告「背中に強い痛みを感じて振り返ったら、弥生さん、つまりお母さんが何か光るものを振り上げていた。振り払おうとして、弥生さんを下にして倒れた」 弁護人「どう思ったか」 被告「弥生さんにお母さんのイメージを抱いていたので、信じきれない思いになった」 弁護人「それからどうしたのか」 被告「弥生さんを押さえつけていたら、徐々に力がなくなって動かなくなった。それでも、さっきは気絶していた弥生さんから反撃されたので、押さえ続けていた」 弁護人「どうなったか」 被告「視線を向けたら、弥生さんののどを僕の手が押さえていた。信じられない状況に陥ってしまった」 《検察側は被告が弥生さんに馬乗りになり、首を絞めて殺害したと主張。これまでの判決も、検察側の主張通りに認定している》 弁護人「乱暴しようと思わなかったか」 被告「全くない」 弁護人「その後は」 被告「粘着テープを取りにいった。お母さんが変貌(へんぼう)するのを止めるため、手を縛ろうと思った」 弁護人「『変貌』とはどういうことか」 被告「お母さんに何かがとりつくような感じ。お母さんは暴力をふるわないし、抱きとめてくれる存在なのに」 弁護人「それからどうしたのか」 被告「弥生さんの服を胸のあたりまでずらし上げた」 弁護人「なぜそんなことをしたのか」 被告「女性なので、恥ずかしがって反応するだろうと思った」 弁護人「この時点で弥生さんが亡くなっているとは思っていなかったのか」 被告「思ってないし、思いたくなかった」 弁護人「その後、弥生さんの胸を触るなどしたのはなぜか」 被告「赤ん坊に戻りたい心境だった。反応を示してほしかったが、それ以上に甘えたかった。その後で、亡くなっているのに気づいた」 弁護人「そのときに赤ちゃんの姿が目に入ったのか」 被告「泣いているのに気づいた。泣く原因を作ったのは自分なのであやそうとしたが、弥生さんを死なせてしまった直後で力が入らず、赤ちゃんは頭から落ちた」 《これまでの判決は、被告が本村さんの長女、夕夏ちゃん=当時11カ月=を頭から床にたたきつけたと認定している。この日の尋問はここまでで終了。被告は退廷時、遺族らが座る傍聴席に頭を下げたが、視線を向けようとはしなかった》 PR |
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